ゲームオブジェクトの作成


ゲームオブジェクトの作成について
Unityで操作されるものはゲームオブジェクトの単位で管理されます。
ゲームでいうと主人公や敵、地面などのあらゆる物をゲームオブジェクトで管理します。

今回はこんなもの↓を作ってみようと思います。
リンク先で実際に動くものを確認できるので開いてみてください。

今回作るもののデモ


ボールや四角などが坂道を転がってますね!
なんか難しそう…とか、プログラミングとかわかんない…って思ってませんか?
Unityではこんな動きをプログラミングなしで簡単に作成できちゃいます。

もし↓のような画像が表示されたまま動かない場合はUnityWebPlayerがインストールされていませんので、画像をクリックしてUnityWebPlayerページに移動しDownLoadボタンを押してインストールしてください。
Unity Web Player. Install now!


では新しいプロジェクトを作成してください。
プロジェクトの作成方法は↓に記載しました。
プロジェクトの作成方法

GameObjectの作成

メニューより「GameObject→Create Other→Cube」を選択してください。
gameobject.jpg

↓のような立方体は表示されたでしょうか?
gameobject2.jpg

もし見えないひとはHierarchy欄にあるCubeを選択し「Fキー」を押すと拡大されます。
また、マウスホイールを動かすと拡大縮小、
マウス右クリックをドラッグすると視点を回転、
マウスホイールを押したままドラッグすると視点を移動することができます。

GameObjectの変形

ではこの立方体を変形し床を作りましょう。

左上の四つ並んでいるボタンでゲームオブジェクトの変形や移動ができます。
gameobject5.jpg
左から移動ツール、回転ツール、拡大縮小ツールです。

左上にある拡大縮小ツールのボタンをクリックすると矢印が■に変わります。
gameobject3.jpg

この状態で拡大したい方向についている■をドラッグするとドラッグした方向にGameObjectが
拡大縮小されます。

青い■と赤い■をそれぞれドラッグして床を作りましょう。
gameobject4.jpg

サイズはInspectorパネルのScale欄で確認できます。
今回はXとZを25くらいに設定しました。


GameObjectの複製

次は坂を作ってみましょう。
またメニューからGameObjectを作成しても良いですが、
床と同じ物を使いまわしたほうが早そうですので、先ほどの床を複製して坂にしましょう。

先ほど拡大したCubeを選択した状態でメニューより
「Edit→Copy」を選択したあと、「Edit→Paste」を選択しましょう。
(代わりに Ctrl+C → Ctrl+V を押しても複製できます)
gameobject6.jpg


するとHierarchyパネルのCubeが2つになりました。
ですが、同じ名前のものが複数あるとわかりづらそうなので名前を変えましょう。
名前を変えるには
「右クリック→Rename」を選択するか名前のところをゆっくり2回クリックしましょう。
gameobject7.jpg

Cubeを「Saka」と「Yuka」という名前に変更しました。

では「Saka」を移動ツールと回転ツールを使って坂にしましょう。
gameobject8.jpg

・Hierarchyパネルで「Saka」を選択
・左上の移動ツールを選択
・青い矢印を引っ張ってSakaを奥へ移動させる

・左上の回転ツールを選択
・赤いリングをドラッグしてSakaを手前に傾ける

・移動ツールで「Saka」の位置を調整

を繰り返して坂をイイ感じの場所に移動させてください。

カメラについて

いままで表示していた画面はゲームを編集するための画面でした、
ここで、実際にゲームを遊ぶ画面の設定をしましょう。

ゲームで表示される画面はCameraオブジェクトで管理されています。
HierarchyパネルのMainCameraを選択し「Fキー」を押すか、
マウスホイールのドラッグや右クリックドラッグでMainCameraを探しましょう。

gameobject9.jpg

MainCameraを選択するとSceneパネル左下に実際のゲームが画面が表示されます。

カメラを移動ツールや回転ツールをつかって良い感じの場所に移動しましょう。

gameobject10.jpg

今回はこんな感じの場所に移動しました。


ライトの設置


カメラも設置できたことですし再生ボタンを押してみましょう。

でもなんか暗いですね…。

gameobject15.jpg

実は明かりを設置しないと真っ暗のままです。
ライトを設置しましょう。

もう一度再生ボタンを押して再生状態を解除しましょう。
実はUnityは再生中もオブジェクトを編集することができます。テストやデバッグがしやすいように再生中も編集できるようになっているんだと思いますが、再生を解除すると再生中に行った操作は再生前の元に戻ってしまいます。
最初のころは忘れがちなので注意してくださいね。

再生を解除したらメニューから
「GameObject → CreateOther → Directional Light」を選択しましょう。

gameobject12.jpg

DirectionalLightはライトの場所に関係なく一定方向の光をゲームに追加してくれます。
適当に回転させてみたり移動させてみたりして動きを確認しましょう。

gameobject13.jpg

設置できたら再生ボタンを押してみましょう。今度は明るくなりましたね!

gameobject14.jpg



物理計算コンポーネントの追加


次は落下してくるボールを追加してみましょう。
メニューから「GameObject → CreateOther → Sphere」を選択すると球が追加されます。



作られた球を坂の上に移動させましょう。
この状態で再生ボタンを押しても球は宙に浮いたまま動きません。

この球に対して物理計算の機能を追加してあげる必要があります。
このゲームオブジェクトに追加する機能のことをUnityではコンポーネントと呼びます。
コンポーネントは物理計算の他にもゲームオブジェクトに色を付けたり、音をつけたりできます。
ゲームオブジェクトにコンポーネントを追加するとInspectorパネルに表示されます。

今回つける物理計算のコンポーネントはRigidbodyComponentと呼ばれます。
RigidbodyComponentを追加するには球を選択した状態で
上のメニューから「Component → Physics → Rigidbody」を選択します。

gameobject16.jpg

選択するとInspectorパネルの下にRigidbodyが追加されたのがわかります。

この欄の値を操作することで球の重さなどの物理計算に関する値を操作できます。
Mass : 重さ
Drag : 減速具合
Angular Drag : 回転の減速
Use Gravity : 重力の影響を受けるかどうか
Is Kinematic : 動きをスクリプト制御するかどうか

。。。などのいろいろな値がありますが、細かい解説は別の記事にまとめます。

今回はこのままで再生ボタンを押してみましょう。
ボールが落ちてきて転がったら成功です!

gameobject17.jpg


完成


ここまで成功したら同じ要領で
「GameObject→CreateOther→」から他の形のオブジェクトを選択して追加してみましょう。
他の形は以下のとおりです。
Cube : 立方体
Sphere : 球
Capsule : カプセル型
Cylinder : 円柱
Plane : 板

追加したオブジェクトをそれぞれ選択して「Component → Physics → Rigidbody」を選択して物理計算を追加していきましょう。


gameobject18.jpg

適当に追加したら完成です!
完成したら「File → Save Project」を選択してプロジェクトを保存しておきましょう。


以上、いかがでしたでしょうか?
そこまで難しくなく複雑な動きが表現できたと思います。
普通のプログラムでイチから勉強して作ろうとしたら1ヶ月かけてもできない動きを簡単に作れちゃうUnityってステキだとおもいませんか!
こんな環境を無料で提供してもらえるなんてすごいことです。



追記:シーンについて


さて終わったーと思ってUnityを終了しようとしてこのような表示がされませんでしたでしょうか。

gameObject101.jpg
変更したシーンUntitledを保存しますか?(保存しなかったら消えるよ。)って言ってますね。

Unityではプロジェクトの中に複数のシーンを持つことができます。
タイトル画面やゲーム画面、ゲームオーバー画面、クリア画面といった場面の大きく変わる部分一つ一つをシーンというくくりで管理することができます。

なのでここではSaveをクリックして表示されるダイアログでシーンの名前をつけて保存しておいてください。
名前はなんでも大丈夫ですが私はtestという名前をつけて保存しました。

Unityをもう一度開くとProjectパネルにtestという名前でシーンが保存されているのが分かると思います。
gameObject102.jpg

もう一度開いた場合にHierarchyパネルにMain Camera以外の表示が消えてしまうことがありますが焦らないでください
その場合はUnityを起動した時に新規のシーンが読み込まれている状態になっていますので、保存したProjectパネルのシーン(ここではtest)をダブルクリックすると保存したシーンを読み込むことができます。

以上です。


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posted by Unity3d at 2012年07月05日04:03 | Comment(3) | 基本操作 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めて拝見させて頂いております。

Unityを本格的に触り始めている所にこのHPを見つけてすばらしい!って感じでした♪
とても参考になりました。

ただ、一つわからないことが有りまして、
上から落ちてくるオブジェクトに対して物理演算を入れたのは分かるんですが、
下の土台に対してはどのような設定をしたのでしょうか?
同じ設定だと土台も一緒に落ちてしまうし、
Use Gravityのチェックを外してあげると落ちないのですが、
上から降ってくるオブジェクトに当たると一緒に崩れ落ちていきます。
土台を最強の土台にするにはどーしたらようでしょうか。
Posted by みかん男 at 2014年04月10日 20:25
同様にunityを始めたものです。
私の場合は下の土台に対しては物理演算を入れずにそのまま起動しましたが、
下の土台は落ちることなくそのままでした。
一応参考になるかどうかは分かりませんが報告しておきます。
こちらのサイトには当分お世話になると思いますので、よろしくお願いします。
Posted by バター at 2014年04月13日 12:23
バターさんの仰るようにしてみたら成功しました!

おかげさまで解決致しました。

どうもありがとうございます!
Posted by みかん男 at 2014年04月14日 14:31
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